Z会グループの様々な取り組み

ソニー・グローバルエデュケーションとの取り組みについて

Z会グループは、株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(以下、SGED)と教育事業において包括的な業務提携契約を締結し、新たな時代における顧客の要請に的確に応える教育サービスの実現に向けて協業しています。株式会社Z会が展開する「Z会の通信教育」において、SGEDが開発した創造性を育むためのロボット・プログラミング学習キットKOOV(R)を組み込んだ新しいサービスを提供しているほか、プログラミング教育サービスや授業支援サービスを、Z会グループ各社の展開する教室事業、学校法人・学習塾向け教材販売事業等を通じて、幅広いお客様に提供しております。両者の協業により、グローバルな視野でのSTEAM教育の発展、人材育成に貢献してまいります。

ワコムとの取り組みについて

Z会グループは、株式会社ワコム(以下、ワコム)と教育分野における「手書き×デジタル」の利用へ向けた包括的な業務提携契約を締結し、DX時代の顧客ニーズに応えた革新的な学習サービスの共同開発等を進めており、2021年度より順次「Z会の通信教育」の中学生向けおよび高1高2生向けコースにおいて、ワコムと共同開発したZ会専用タブレットを用いたコースをリリースしています。Z会グループとワコムは、両者の「手書き」の価値への強い想いとそれぞれの強みを生かした連携により、学習者の利便向上を図る新たなサービスを創造することを通じて、グローバルな視野での教育の発展に貢献してまいります。

EduLabとの取り組みについて

Z会グループは、株式会社EduLab(以下、EduLabグループ)と共に、2018年より全国学力・学習状況調査事業やAI事業における共同研究等に取り組んでおり、両者の連携をさらに強化するため、2022年7月に資本業務提携契約を締結しました。コンテンツ開発、採点処理、測定分析、CBT化等を組み合わせた提案による学力調査等の受託事業拡大や、顧客ニーズ対応ノウハウの共有による提案営業力の強化、EduLabグループの文字認識技術を活用したサービスの自治体・学校等への提供など、両者の持つリソースと強みを最適に組み合わせて、お客様へのより良い学習機会・サービスの提供を目指してまいります。

駿河台学園・駿台予備学校との取り組みについて

Z会グループは、予備学校をはじめ専門学校/海外校等を展開する総合教育機関である学校法人駿河台学園と2018年に業務提携契約を締結し、主に、難関大学に圧倒的な合格実績を誇る「駿台予備学校」との協業による、東大・京大・難関大対策コース等への添削指導の提供(Z会添削)、ハイレベル模試(「東大入試実戦模試」「京大入試実戦模試」「高校アドバンスト」)の共催、共催講座(「スーパー東大/京大阪大実戦講座」「東大/京大本番実戦テスト講座」)の実施等を行っています。今後も駿台の授業+Z会の添削指導という両者の強みを最大限活かし、東大・京大・難関大受験市場における圧倒的な存在感を実現してまいります。

スタディプラスとの取り組みについて

Z会グループは、学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus forSchool」等を運営するスタディプラス株式会社と、2019年に資本業務提携を締結しています。数あるEdTechサービスの中でも、特に自己学習管理という視点でZ会グループの指導と親和性が高く、両社の事業上のメリットが期待できることから、取り組みの一つとして、Studyplus for Schoolを、「Z会の通信教育(高校生向け)」、「栄光ゼミナール大学受験ナビオ」、「Z会の教室」、「オプティマスタディ」など、Z会グループ各社のサービスに導入・活用しています。

東京学芸大学との取り組みについて

Z会グループは、国立大学法人東京学芸大学における次世代教育研究推進機構 高等学校における授業および教師教育モデルの開発・普及プロジェクト(以下、高校探究プロジェクト)の活動に参画しています。高校探究プロジェクトは、各教科における探究的な学びと、教科横断の探究的な学びの両方を推進することを目標として立ち上げられたプロジェクトです。「大学入試」と「探究的な学び」を二項対立で捉えるのではなく、大学入試への対策としても有効であり、かつ探究的な学びとしても有効である授業モデルを開発するために、Z会グループが「各教科部門」にアドバイザーとして参加し、高校教育の進化に貢献してまいります。

英語4技能対応のオンラインスピーキングサービスについて

新学習指導要領での英語4技能重視の方針を受け、高校・大学とも入学者選抜に英検等の外部検定試験を活用するケースが増えており、英語の重要度が大きく増しています。Z会グループでは、日本人が弱いとされているスピーキングの領域について、協業先との提携等を通じて、外国人講師と1対1の高密度なコミュニケーションサービスの提供を実現しています。個人のお客様には「Z会の通信教育」の小5~中3の英語講座や無学年英語講座等で月1~2回の無料レッスンを、学校のお客様には「NEW TREASURE Online Speaking」などのサービスを提供しており、今後ますます重要度を増す英語学習ニーズに応えるべくサービスを強化していきます。

DiscoveRe Method(R)の開発について

Z会グループは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサポートのもと、Space BD株式会社とともに、非認知能力を可視化・育成するツール・DiscoveRe Method(R)(ディスカバリー メソッド)を開発しました。星槎大学客員教授・北川達夫先生監修のもと、宇宙飛行士に求められる資質・能力を指標とし、自己評価に留まらない客観テストまでを提供することで、難しいとされてきた非認知能力の可視化に取り組んでいます。学校改革の柱として活用される事例もあり、近年注目されている非認知能力の育成に貢献してまいります。

小学生ロボコンへの協賛について

Z会グループは、「Z会プログラミングシリーズ」や「栄光ロボットアカデミー」など創造的な学びを提供するサービスを通して、どの時代にも通用する力を身につけることを目指しており、発想する力やものづくりの素晴らしさを発信しているロボコンの趣旨に賛同し、「小学生ロボコン/主催:小学生ロボコン実行委員会(株式会社NHKエンタープライズ・科学技術館)」に協賛しています。これからもZ会グループは、自ら道をひらき未来をよりよく生きるために、自分たちや身のまわりの人々の生活、自分たちを取りまく社会を向上させることができるような人材の育成に貢献してまいります。

「ジブリパーク」のオフィシャルパートナーについて

Z会グループは、2022年11月に愛知県長久手市に開園した「ジブリパーク」のオフィシャルパートナーです。ジブリパークは、スタジオジブリ作品の世界観を「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に表現した公園施設で、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見することをコンセプトにしています。子どもから大人まで幅広い世代に愛される、自然豊かなかけがえのない場所になることが期待されています。
Z会グループは、愛知万博の理念「自然の叡智」を継承するジブリパークと「100年後も愛されるジブリパークを創ろう。」をスローガンに掲げる株式会社ジブリパークの運営指針に賛同し、未来を創造する子どもたち一人ひとりを応援していきます。

「私の折々のことばコンテスト」への協賛について

Z会グループの株式会社Z会および株式会社栄光は、朝日新聞社主催の「私の折々のことばコンテスト」に特別協賛しています。「私の折々のことばコンテスト」は、全国の中学生・高校生から、心に響いた大切な「ことば」とエピソードを募るコンテストです。哲学者・鷲田清一氏の「朝日新聞」朝刊1面コラム「折々のことば」にちなんで2015年に始まり、同氏が審査委員長を務めています。「Z会賞」「栄光ゼミナール賞」も授与しており、心に響いた「ことば」を探すことで、自分にとって大切なものに気づくきっかけを、多くの中高生に提供したいと願っています。

SDGsへの取り組みについて

Z会グループでは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するための取り組みを推進しています。株式会社栄光が運営する科学実験専門教室「栄光サイエンスラボ」は、授業やイベントを通じてSDGsの達成に貢献しており、シェーン英会話を運営する株式会社シェーンコーポレーションでも、【目標4】質の高い教育をみんなに、【目標10】人や国の不平等をなくそう、など特に6つの目標に向けた活動を行っています。いずれも、外務省より、SDGsジャパンロゴマークの使用許可を得ており、SDGsに積極的に取り組んでまいります。

奨学金制度「Z会奨学金」について

Z会グループビジョンである、「社会の革新と発展に貢献できる人材の育成」を実現する取り組みのひとつとして、経済的な理由により修学が困難な大学生に対し、学業に専念できる環境を提供するために、奨学金給付制度を設立しています。この制度は、未来を創造する力をもった大学生の可能性をひらきたいという私たちの思いをかたちにしたもので、Z会が指定する15大学への入学を条件に、返済義務のない奨学金を給付します。奨学生には、少子化や国際化の進展、情報技術の発達により、大きな変化の時代を迎えている日本を、そして世界をリードする存在になってほしいと願っています。