Z会グループの様々な取り組み

Toyota Woven Cityでの取り組みについて

Z会グループは、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、ウーブン・バイ・トヨタ)が管理運営するToyota WovenCityにインベンターとして参画しています。最新のテクノロジーを活用した実証を行うための「Z会インベンティブスクール」を開校し、Z会グループの持つ本質的な指導ノウハウと、ウーブン・バイ・トヨタの「モビリティ」をキーワードにした先進的かつ卓越したテクノロジーを掛け合わせることで、「新しい学びの場」と「データ活用による先進的な教育スタイル」の実現を目指しています。 この参画を通じて、教育分野で新たなサービスを創造し、日本の教育市場を革新し、さらにはグローバルな視野での教育の発展に貢献していきたいと考えています。

ソニー・グローバルエデュケーションとの取り組みについて

Z会グループは、株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(以下、SGED)と教育事業において包括的な業務提携契約を締結し、新たな時代における顧客の要請に的確に応える教育サービスの実現に向けて、協業を推進しています。株式会社Z会が展開する「Z会の通信教育」において、SGEDが開発した創造性を育むためのロボット・プログラミング学習キットKOOV(R)を組み込んだ新しいサービスを提供しています。両者の協業により、グローバルな視野でのSTEAM教育の発展および人材育成に貢献してまいります。
KOOV(R)は株式会社ソニー・グローバルエデュケーションの登録商標です。

ワコムとの取り組みについて

Z会グループは株式会社ワコムと教育分野における「手書き×デジタル」の推進に向けた包括的な業務提携契約を結び、DX時代のニーズに応じた革新的な学習サービスの共同開発を進めています。2021年度には「Z会の通信教育」の中高生向けコースに手書き重視の機能を搭載し、以降も毎年関連機能をリリース。2024年度春に大幅にスペックを強化したZ会専用タブレット第2世代をリリースしたほか、同年に実装した「学び検索チエノワ」はお客様から好評を博しており、2025年度には他コース・他教科へ拡張しました。両社の「手書き」への強い思いと、それぞれの強みを活かした連携により、学習者の利便性向上に貢献してまいります。

EduLabとの取り組みについて

Z会グループは、株式会社EduLab(以下、EduLabグループ)と共に、2018年より全国学力・学習状況調査事業やAI事業における共同研究等に取り組んでおり、両者の連携をさらに強化するため、2022年7月に資本業務提携契約を締結しました。コンテンツ開発、採点処理、測定分析、CBT化等を組み合わせた提案による学力調査等の受託事業拡大や、顧客ニーズ対応ノウハウの共有による提案営業力の強化、EduLabグループの文字認識技術を活用したサービスの自治体・学校等への提供を進めているほか、テストセンター事業の運営を目的とした新設会社への経営参画など、両者の持つリソースと強みを最適に組み合わせて、お客様へのより良い学習機会・サービスの提供を目指してまいります。

駿河台学園・駿台予備学校との取り組みについて

株式会社Z会は、予備学校をはじめ専門学校/海外校等を展開する総合教育機関である学校法人駿河台学園と2018年に業務提携契約を締結し、主に、難関大学に圧倒的な合格実績を誇る「駿台予備学校」との協業による、東大・京大・難関大対策コース等への添削指導の提供(Z会添削)、ハイレベル模試(「東大入試実戦模試」「京大入試実戦模試」「高校アドバンスト」)の共催、共催講座(「東大・京大・阪大合格セミナー」「東大/京大本番実戦テスト講座」)の実施等を行っています。今後も駿台の授業+Z会の添削指導という両者の強みを最大限活かし、東大・京大・難関大受験市場における圧倒的な存在感を高めてまいります。

スタディプラスとの取り組みについて

Z会グループは、学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」等を運営するスタディプラス株式会社と、2019年に資本業務提携を締結しています。数あるEdTechサービスの中でも、特に自己学習管理と学習分析の視点でZ会グループの指導と親和性が高く、両社の事業上のメリットが期待できることから、Studyplus for Schoolを、「Z会の通信教育(高校生向け)」、「栄光ゼミナール大学受験ナビオ」、「増田塾」、「Z会の教室」、「オプティマスタディ」など、Z会グループ各社のサービスに導入・活用しています。

エスイージーとの取り組みについて

株式会社Z会は、難関大学受験専門塾「科学的教育グループSEG」を経営している株式会社エスイージーと2019年に資本業務提携を締結し、Z会およびZ会エデュースとのイベント共催や、SEGにおけるZ会エデュース東大国語講座の開講などで協働しています。今後も難関大学を目指す中高生に向けて、志望校合格を強力に支援する共同サービスの展開に幅広く取り組み、学力最上位層のニーズに応える最適な教育サービスを提供することで、顧客満足度および企業価値の向上を実現してまいります。

非認知能力の育成を目指して

株式会社Z会は、PISA*1に代表されるOECDの様々な教育測定プロジェクトに長年貢献してきたリチャード・ D・ロバーツ博士および星槎大学の北川達夫客員教授と共に、主に自治体を対象とした小・中学生向けの非認知能力アセスメントを開発しています。「BIG5*2」に基づくアセスメントで、個人の性格を5つの因子に分類してパーソナリティ特性を示すことで、学校教員は客観的評価を元に指導ができ、児童・生徒も自身の特性を自覚することによって成長につなげられるツールです。非認知能力の測定が可能なアセスメントおよび養成プログラムの提供を通して、周囲と協働して課題解決に取り組み、より良い社会の実現を目指して活躍する人材の育成に貢献してまいります。
*1 OECD加盟国を中心として3年ごとに実施される、15歳を対象とした国際的な学習到達度テスト
*2 ビッグファイブ。人の性格は、開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向の5つの因子によって構成されているという学説

「ジブリパーク」のオフィシャルパートナーについて

Z会グループは、2022年11月に愛知県長久手市に開園した「ジブリパーク」のオフィシャルパートナーです。ジブリパークは、スタジオジブリ作品の世界観を「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に表現した公園施設で、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見することをコンセプトにしています。子どもから大人まで幅広い世代に愛される、自然豊かなかけがえのない場所として期待されています。Z会グループは、愛知万博の理念「自然の叡智」を継承するジブリパークと「100年後も愛されるジブリパークを創ろう。」をスローガンに掲げる株式会社ジブリパークの運営指針に賛同し、未来を創造する子どもたち一人ひとりを応援していきます。

株式会社秀英予備校との取り組みについて

株式会社Z会は、全国で学習指導サービスを展開する株式会社秀英予備校との連携を深めています。小学生および中学生向け模試「公開実力テスト」を共同開催するほか、高校生向けには、2024年度より、Z会主催「入試基礎力診断テスト」を秀英予備校の多くの生徒様に受験いただいています。また、Z会で作成した教材を秀英予備校高校部の授業用テキストに採用いただくなど、連携の幅も広がっています。Z会がこれまで培ってきた高品質な良問作成力と、秀英予備校の運営・採点・データ分析力をかけ合わせると共に、両社に共通する理念と強みを活かすことで、お客様の学びをより強力にサポートし、事業の発展を目指してまいります。

「私の折々のことばコンテスト」への協賛について

Z会グループの株式会社Z会および株式会社栄光は、朝日新聞社主催の「私の折々のことばコンテスト」に特別協賛しています。「私の折々のことばコンテスト」は、全国の中学生・高校生から、心に響いた大切な「ことば」とエピソードを募るコンテストです。哲学者・鷲田清一氏の「朝日新聞」朝刊1面コラム「折々のことば」にちなんで2015年に始まり、同氏が審査委員長を務め、「Z会賞」「栄光ゼミナール賞」も授与しています。心に響いた「ことば」を探すことで、自分にとって大切なものに気づくきっかけを、多くの中高生に提供したいと願っています。

SDGsへの取り組みについて

Z会グループでは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するための取り組みを推進しています。株式会社栄光が運営する科学実験専門教室「栄光サイエンスラボ」は、授業やイベントを通じてSDGsの達成に貢献しており、シェーン英会話を運営する株式会社シェーンコーポレーションでは、【目標4】質の高い教育をみんなに、【目標10】人や国の不平等をなくそう、など特に6つの目標に向けた活動を行っています。いずれも、外務省より、SDGsジャパンロゴマークの使用許可を得ており、SDGsに積極的に取り組んでまいります。

奨学金制度「Z会奨学金」について

Z会グループのビジョンの一つ(「社会の革新と発展に貢献できる人材の育成」)を実現する取り組みの一つとして、奨学金給付制度を設立し、経済的な理由により修学が困難な大学生に対し、学業に専念できる環境を提供しています。この制度は、未来を創造する力を持った大学生の可能性をひらきたいという私たちの思いをかたちにしたものです。奨学生の皆さんには、少子化や国際化の進展、情報技術の発達により、大きな変化の時代を迎えている日本を、そして世界をリードする存在になってほしいと期待しています。