【東京学芸大学×Z会グループ】東京学芸大学 高校探究プロジェクトへの参画についてのお知らせ

株式会社Z会
国立大学法人東京学芸大学

株式会社増進会ホールディングス(静岡県三島市、代表取締役社長:藤井孝昭)の事業会社である株式会社Z会(以下、当社のグループ会社を総称して「Z会グループ」といいます)は、国立大学法人東京学芸大学(東京都小金井市、学長:國分 充、以下「東京学芸大学」といいます)における次世代教育研究推進機構 高等学校における授業及び教師教育モデルの開発・普及プロジェクト(理事・副学長:佐々木幸寿、以下「高校探究プロジェクト」といいます)の活動に参画することとなりましたので、お知らせいたします。

大学入学共通テストの導入や「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指す新学習指導要領など、我が国は教育改革、入試改革の大きな波の中にありますが、高等学校においては、依然として知識伝達型の教育が中心となっています。そのような高校教育の改善のために、各教科における探究的な学びと、教科横断の探究的な学びを推進することを目標として、東京学芸大学の高校探究プロジェクトが立ち上がりました。

高等学校における各教科の学びが知識伝達型になる原因の一つに、生徒や先生に大きな影響を与える大学入試の存在があります。一方で、大学および社会が求めるのは知識再生型の人材ではなく、思考力・判断力・表現力や主体的に学習に取り組む態度を備えた人材であることから、実際には、難関大ほど思考力重視の入試が行われており、また大学入学共通テストが導入されるなど、大学入試にも変化が見られます。そこで、「大学入試」と「探究的な学び」を二項対立で捉えるのではなく、大学入試への対策としても有効であり、且つ探究的な学びとしても有効である授業モデルを開発するために、高校探究プロジェクト(各教科部門)に、Z会グループがアドバイザーとして参画する運びとなりました。

教育系大学および大学院として日本最大の規模と質を誇る東京学芸大学と、入試に対する知見や教材開発力を有するZ会グループがタッグを組み、教室の主役である先生方と力を合わせて、高校教育を変える授業モデルの開発に取り組んでまいります。

キックオフイベント 瞳輝く学びの実装化-生徒のため、教師のため、未来のため- について

日時:2021年12月19日(日)13:30~15:30 Zoomによるライブ配信
定員:300名
対象:全国の高等学校教職員、各都道府県等教育委員会、指導主事、各種教育関係者等
参加費:無料
締切:12月16日(木) ※ Zoomリンクは、申込者に12月17日(金)に送信します。
※お申込みいただいた方は、期間限定で、アーカイブ動画をご視聴いただけます。
申込:以下のリンクからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd0iFHuQdaUQmhs4w1ZxLxbriHdapSrieHe-tEjvSPLtqv-Eg/viewform

Z会グループについて

Z会グループは、「最高の教育で、未来をひらく。」という理念のもと、通信教育事業、教室事業、学校法人・学習塾向け教材販売事業等の様々な教育サービスを、幼児から大学生・社会人に至る幅広い年齢層に提供しています。創業以来90年にわたり、「自ら考え、調べ、表現する学習」を繰り返し実践することが未来をひらく力を育てると考え、思考力を養う良問と一人ひとりに寄り添った指導を行う「Z会の通信教育」をはじめとする、高品質な教育サービスを提供してきました。今後も、これからの社会を生き抜くために必要な「本物の学力」を身に付けた、将来のリーダーとなる人材の育成に貢献してまいります。

東京学芸大学について

教育学部/大学院教育学研究科(修士課程・教職大学院)/
大学院連合学校教育学研究科(後期博士課程)/特別支援教育特別専攻科
https://www.u-gakugei.ac.jp
「高い知識と教養を備えた創造力・実践力に富む有為の教育者を養成する」ことをミッション・ステートメントとする教育の総合大学として、日本の教育養成の中核を担っています。教育分野のみならず人文・社会科学、自然科学・芸術、スポーツなど多様な専門分野の教授陣のもと、緑豊かなキャンパスにおいて少人数教育を実践し、次世代の子どもを育成するための人材養成に取り組んでいます。