【Z会グループ】株式会社エデュケーショナルネットワーク、スタディプラス株式会社と協働決定。学習支援システム「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」を連携へ

株式会社増進会ホールディングス
スタディプラス株式会社

増進会ホールディングス(代表取締役社長:藤井孝昭、以下当社のグループ会社を総称して「Z会グループ」)のグループ会社である株式会社エデュケーショナルネットワーク(以下エデュケーショナルネットワーク)は、提供する学習支援システム「オプティマスタディ」と、スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)の生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」との連携を決定いたしました。

今回の新たな取り組みは2019年にZ会グループとスタディプラスが締結した業務提携に基づくもので、エデュケーショナルネットワークとスタディプラスは初の協働です。

今回の協働を通して、生徒の「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for school」に記録されるようになります。

◆協働の背景

Z会グループは2019年にスタディプラスと業務提携契約を締結しており、顧客満足の増大と企業価値の向上を実現させるための新たな教育サービス創出を推進しております。今回、学習塾における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的として、エデュケーショナルネットワークとスタディプラスは、「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」との連携・協働に関する契約を2021年6月に締結しました。

全国の学習塾に教材、学習システムを提供するエデュケーショナルネットワークの学習支援システム「オプティマスタディ」は、タブレットなどの端末で、中学生が学習を計画的に進められるトータル学習支援システムです。中学生の学習サイクルに合わせて、日々の学習はもちろん定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じた学習カリキュラムが作成できます。あらゆる指導スタイルや指導内容に合わせて、最適な学習サポートが可能です。

一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材・紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もあります。

今回の「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」の連携により、「オプティマスタディ」の学習履歴が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になります。

◆「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」の連携概要

今回の「Studyplus for School」との連携によって、「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになります。

また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができます。生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで可能となりました。

これにより、「オプティマスタディ」導入教室の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになります。

今回発表した協働に基づく、「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」のデータ連携の開始は、2021年9月を予定しております。

◆学習支援システム「オプティマスタディ」 概要

タブレットなどの端末で、中学生の学習サイクルに合わせて学習カリキュラムが作成できるシステム教材です。約200の教材群から最適な問題17.5万題を抜粋、また解説ショートムービー約1200本を搭載しており、日々の学習はもちろん、定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じたカリキュラムを自動作成できます。
生徒一人ひとりのカリキュラムで、学習を計画的に進めることが可能です。
HP:https://www.edu-files.com/cts/os/

◆「Studyplus for School SYNC」概要

「Studyplus for School SYNC(シンク)」は、デジタル教材と「Studyplus for School」のデータ連携を可能にするため、事業者向けに提供されるAPIです。
デジタル教材の利用・進捗状況といった学習データを「Studyplus for School」に集約することにより、先生の管理業務を軽減するとともに、紙・デジタルといった教材の種類にとらわれず生徒の学習データを容易に収集・分析することが可能になります。
昨今、学習塾をはじめとする教育現場では、人材不足を背景に、動画教材・AI教材といったデジタル教材が定着し始めており、複数のデジタル教材を利用する事例も出てきています。デジタル教材によって、学習の指導経験者が豊富でなくとも教室運営が可能になり、また、先生は生徒の学習モチベーション向上のためのコーチング、学習管理、コミュニケーションに時間をかけることができます。
一方で、デジタル教材を複数利用することにより、生徒のデジタル教材の利用・進捗状況を把握する管理業務が煩雑になるという課題が出てきています。そのような課題を、「Studyplus for School SYNC」を通して解決していきます。

◆Studyplus for School 概要

教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフライン及びオンラインのコミュニケーションを支援するサービスです。現在、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入され、少子化・採用難・地域格差という社会課題が広がる中で、教育機関の新しいあり方・先生の新しい働き方をテクノロジーで実現する、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を目指しています。
HP:https://for-school.studyplus.co.jp/


株式会社増進会ホールディングス 概要
所在地:静岡県三島市文教町一丁目9番11号
代表取締役社長:藤井孝昭
事業内容:総合教育グループとして、通信教育、教室、書籍、模擬試験、アセスメント、ICTを使った指導サービスなどの幅広い教育サービスを提供
創業:1931年

株式会社エデュケーショナルネットワーク 概要
所在地:東京都千代田区富士見二丁目11番11号
代表取締役社長:二瓶嘉男
事業内容:教材およびテストの制作・販売、教育機関の広報・学習支援、教職員の紹介・派遣、事務用機器の販売など
設立:2003年5月

スタディプラス株式会社 概要
所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
代表取締役:廣瀬高志
事業内容:学習管理SNS「Studyplus」、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書サブスクリプションサービス「ポルト」の運営
設立:2010年5月20日