【Z会グループ】2020年度『「未来の教室」STEAMライブラリー事業』採択のお知らせ 「防災・災害対応」「食育」をテーマにコンテンツを開発

株式会社 Z会

株式会社Z会(代表者:藤井孝昭、以下「当社」といいます)は、経済産業省が主導する『「未来の教室」STEAM ※1ライブラリー事業』の事業者に採択されましたので、お知らせします。当社は『「未来の教室」実証事業』においても、2018~2020年度の3年連続で事業者に採択されています。

ご参考)『「未来の教室」実証事業』に関するプレスリリース
https://www.zkai-gr.co.jp/news/5311/

※1 STEAM:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)を活用した文理融合の課題解決型教育。

『「未来の教室」STEAMライブラリー事業』の概要

『「未来の教室」STEAMライブラリー事業』は、経済産業省「学びと社会の連携促進事業(「未来の教室」(学びの場)創出事業)」において掲げられる、「学びのSTEAM化」の実現のため、2020年度から開始された事業です。採択事業者が「『未来の教室』とEdTech※2研究会 STEAM検討ワーキンググループ 中間報告」(https://www.learning-innovation.go.jp/existing/doc202008/steam2020-midreport.pdf)で示された「未来の教室」STEAMコンセプトの実現・拡大・普及に有効なオンライン教材を開発します。

経済産業省「STEAMライブラリー」構築事業に関するニュースリリース
https://www.meti.go.jp/press/2020/10/20201027002/20201027002.html

※2 EdTech:エドテック/Education(教育)×Technology(科学技術)を掛け合わせた造語。AI、IoT、VR等のテクノロジーを活用した革新的な能力開発技法。

当社の実施する事業の概要

本事業において、当社は「防災・災害対応」「食育」の2つをテーマに有識者の監修・協力を受けながら、Z会グループの総力を結集して教材を開発します。

「防災・災害対応」のテーマでは、自然災害が激甚化する現代を生きる上で必須となる防災・災害への対応力を養うためのSTEAMな学びを提供する、小学生から高校生までの一貫教材を開発します。「防災・災害対応」はSDGs※3との関連も深いため、小学生向けの教材開発では、SDGsをテーマとしたロボット・プログラミングコースを提供している株式会社栄光の「栄光ロボットアカデミー」(https://www.eikoh-robot-academy.com/)が参画します。また、中高生向けの教材については、教育を核とした地域活性化・地方創生に関する事業を展開する株式会社Prima Pinguino(https://pripin.co.jp/)(Z会グループ外の企業)が担当します。

「食育」のテーマでは、2018年度~2019年度の2年間Z会グループが受託した文部科学省「EDU-Portニッポン」※4https://www.eduport.mext.go.jp/summary/pilot.html)での食育事業の成果と、最先端のFoodTech※5の知見を生かし、子どもたちにとって身近な「食」に関するSTEAM教材を開発します。教材開発には「EDU-Portニッポン」事業に携わり、実績のあるZ-kai USA Inc.が参画します。

また、教材の映像制作はオンライン学習塾「アオイゼミ」を運営する株式会社葵が、EdTech化は教育ICTサービスの開発を行う株式会社Z会ラーニング・テクノロジが担当します。

本事業を通して、Z会グループが長年培ってきた教材開発ノウハウを生かし、従来の科目の枠組みにとらわれない統合的・学際的なテーマについて、「未来の教室」のコンセプトである「ワクワク」を中心に「知る」「創る」の循環を促進いたします。

※3 SDGs:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標。17のゴールから構成される、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。

※4 EDU-Portニッポン:文部科学省が官民共同で取り組んでいる日本型教育の海外展開事業。(https://www.eduport.mext.go.jp/index.html

※5 FoodTech: 「食(Food)」と「テクノロジー(Technology)」が融合して新規サービス・商品を創出する動き。