株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携契約書の締結に関するお知らせ

株式会社 増進会ホールディングス

株式会社増進会ホールディングス(代表者:藤井孝昭、以下「当社」といいます)は、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(以下、同社及び同社の子会社を総称して「セブン&アイグループ」といいます)との間で、業務提携(以下、「本業務提携」といいます)に関する契約書を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

1, 本業務提携の理由

当社グループは、「最高の教育で、未来をひらく。」というグループ理念のもと、株式会社Z会をはじめとする各社、さらに株式会社栄光をはじめとする株式会社Z会ホールディングス傘下の各社を通じ、通信教育、学習塾、書籍、模擬試験、アセスメント、ICTを使った指導などの幅広い教育サービスを、幼児から大学生・社会人に至る幅広い年齢層に提供してまいりました。

セブン&アイグループは、国内外において6万店以上の店舗を展開する国内コンビニエンスストア事業、海外コンビニエンスストア事業、スーパーストア事業、百貨店事業、金融関連事業、専門店事業等、あらゆるお客様のニーズにお応えする多様な事業を擁し、顧客サービスの向上、店舗網の拡充、商品開発力・調達力、ブランド力の強化等に日々積極的に取り組んでおります。

本業務提携は、当社グループが創業以来教育という分野で提供し続けてきた、品質の高い教材・サービスと、セブン&アイグループのあらゆるお客様のニーズにお応えする多様な事業領域を組み合わせることにより、より近く快適性・利便性の高い教育の提供を目指すものであり、全国のお子様とご家庭の学びやその他社会課題の解決に貢献したいという想いのもと、協議・検討を進めてまいりました。

その過程で、本年2月には、セブン‐イレブンの実店舗と連動した高校生対象のイベント「Z会監修 全国高校対抗 超良問ドリル」を開催し、100,000人を超える参加者を集めるなど、協業の成果も生んでまいりました。

かかる状況の下、両社グループが有する経営資源や経営ノウハウの有効活用により、上述の想いの実現、さらには両グループの事業収益の拡大による一層の繁栄と企業価値の最大化にもつながるものと両社の意見が合致し、本日付での業務提携契約書の締結に至りました。

2, 業務提携の内容

本業務提携の内容は、以下の通りですが、今後両グループ間でその実施に向けて協議・検討を推進してまいります。

  • 学びに関するイベントの共同開催
    両グループ、さらにグループ外の協力会社との連携により、上述の「Z会監修 全国高校対抗 超良問ドリル」に続くSNS連動型イベントの開催を企画しておりますほか、今後もお子様の探究心・向学心を刺激するイベントを企画・実施してまいります。
  • セブン‐イレブンの実店舗の答案提出拠点としての活用
    当社グループの通信教育において、セブン‐イレブンの実店舗に設置されているマルチコピー機を活用した答案提出を可能とし、お客様の利便性の向上や答案返却までの迅速化を図ります。まずは、本年8月から幼児コースで提出が可能となる予定であり、以降順次対象を拡大していく予定です。
  • その他の協業施策
    上記に加えて、すでに開始しているセブン&アイグループの通信販売サイト( https://www.omni7.jp/)における当社グループの学習参考書の販売や、当社グループの通信教育における会員向け努力賞へのnanacoギフトの導入など、お客様の快適性・利便性向上を目指した施策を推進するほか、当社グループの学習塾を中心とする対面教育サービスのセブン&アイグループ店舗への出店といった、中長期的に本提携の目的に適うものとして双方が合意した事項についても、積極的に協議・検討を行ってまいります。

3, 業務提携の相手先の概要(平成30年2月28日時点)

名 称 株式会社セブン&アイ・ホールディングス
所在地 東京都千代田区二番町8番地8
代表者 代表取締役社長  井阪 隆一
事業内容 コンビニエンスストア、総合スーパー、食品スーパー、百貨店、専門店、フードサービス、金融サービス、IT/サービスなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営
設 立 平成17年9月1日
資本金 500億円

4, 今後の見通し

今後、両社間で業務提携に関する協議・施策を進めていく中で、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに開示いたします。
お客様のご期待に沿うべく、新たな価値創造に邁進していく所存ですので、当社グループならびにセブン&アイグループを今後ともよろしくお願い申し上げます。